2023年2月7日
想いを伝える
職員間の依頼や引継ぎは口頭とメモで行いますが、早合点や勘違い、そして思い込み等により上手く伝わっていない事は多くあります。
グループホームの今月の学習会は、強度行動障害の理解を深める事で虐待を予防するをテーマに、「行動障害のある方への伝え方」について、ホーム世話人さんを中心にグループワークで進めました。
行動障害のある入居者への手順書に基づいた支援で具体的に困っている事や、上手くできた事等の事例を出し合いました。
「言葉をメッセージカードに替えると伝わりました」や「イラストや文字で伝えても伝わらなかった」「自分の時だけ伝わらないのかと思った。話を聞いて良かった」など日頃の不安や工夫の様子が語られました。
「百聞は一見にしかず」との諺があります。現場で実物を見ながら直接伝えたり説明してもらうと間違いも少なく伝わります。
私たち支援者は入居者の皆さんに、「現場で実物を見ながらに近い環境」を設定し分かり易く説明する力が必要です。如何にしたら伝わるか。一人ひとり伝わり方は異なります。失敗を繰り返しながら根気よく挑戦していきます。
西の池学園グループホーム
支援員 西部義員